新規事業は「やってみないとわからない」要素が大きいプロジェクトです。そのシステムも、最初の要件定義で必要な機能をすべて決めてから開発を進めるウォーターフォール型で行うと、要件や設計に修正が発生するたびに手戻りが発生し、多大な時間とコストがかかってしまいます。不確実性の高い新規事業を成功させるためのシステム開発は、素早く小さく作って改善のサイクルを早く回し、精度を上げていくことが重要です。
アンダーズは、必要な機能(SaaSを含む)を短いスパンでリリースする、アジャイル開発を採用しています。お客様の会社に既存データがある場合、新規事業の仮説を検証するのに最低限必要な機能は何なのか見極め、優先順位の高い順から作っていきます。最初から機能を盛り込むと時間とコストがかかり、改善に予算を充てられなくなるので、小さな機能を素早く作って検証を重ね、必要な機能を追加しながら、最終的に完成度の高いシステムを開発していきます。PoCを実施し、本番開発を行うこともできますので、ご相談ください。
新規事業のシステム開発においては「手戻りが起きないように入念に準備する」というより、「仮説の見込み違いや状況の変化はどこかで必ず起きるもの」と考え、当初決定した要件や設計に変更があった場合に、柔軟に対応できる体制でプロジェクトに取り組んでいきます。
アジャイル開発では短期間で優先度の高い機能から作っていくため、コア機能を先に完成させて検証を重ねながら、精度の高いシステムを比較的早くリリースすることができます。
開発に多大な時間とコストをかけてリリースしても、市場や顧客のニーズに合わなくなった場合、損失が大きく、新規事業が困難になる可能性もあるため、スピーディに開発します。
必要最小限の機能を短期間で開発することで工数とコストを抑え、状況の変化に合わせたシステムの軌道修正や、ご要望に応じた機能追加に柔軟に対応できるようにしておきます。
実際にユーザーに使っていただいて検証した結果を反映し、素早く改善します。それを繰り返して、実用性と精度の高いシステムをリリースすることで、お客様の新規事業の成功にも貢献していきます。
自社が収集・保有するデータをSaaSサービスとして提供することを、新規事業として検討する企業が増えています。SaaSによる情報提供事業化には、保有データの有効活用、新規収入源の確保だけでなく、顧客獲得、競合他社との差別化、ビジネスモデルの多様化といった様々なメリットがあります。
企業が保有する情報をSaaSサービスとして提供する新規事業には、以下の10のメリットがあります。
自社の保有情報をSaaSサービスとして提供することで、多くのユーザーが利用する、新しい収益源を確立することができます。
自社で収集し、保有しているものの、これまであまり活用されていなかった情報を有効活用することができます。
SaaSサービスを提供することで新たな顧客層にアクセスし、新規を獲得して、顧客基盤を拡大することができます。
自社の保有する情報を提供することで、それらを必要とする顧客との信頼関係を構築することができます。
自社の保有する情報を提供することで、顧客ニーズに合わせたサービスの提供や改善などをすることができます。
保有情報提供により、認知度を向上させて独自ブランドを構築、またはその価値を高め、顧客の信頼を向上させることができます。
自社が保有する価値ある情報を広く提供することで、競合他社との差別化を図り、圧倒的な競争優位を確保することができます。
SaaSサービスを提供することで、さらに多くのデータを収集し、顧客ニーズに応じたサービスの提供や改善などに活かせます。
SaaSサービスを提供することで、より安定的な売上げが見込まれ、長期的な収益性の向上が期待できます。
自社の保有する情報を提供することを通じて、ビジネスモデルの多様化ができ、さらなる新規事業の開拓が可能になります。
SaaSサービスの開発は、一般的には以下の手順で行います。 SaaSサービスを成功に導くために、アンダーズは ☆ を提供します。
提供するSaaSサービスのアイデアを出し、それらを検討して、顧客ニーズに応えることができるものを選択します。
顧客ニーズや競合他社のSaaSサービスを調査し、アイデア段階のソリューションの既存のものとの違いや市場における需要を確認します。
アイデアを元にサービスの仕様書を作り、実際にプロトタイプ(原型)を作成して、顧客によるテストや検討を繰り返し行っていきます。
開発に必要な技術スタックを選択し、プロトタイプをベースに実際にSaaSサービスを開発。問題点や改善点をテストで検証し、修正していきます。
テストを通過し、完成したSaaSサービス(アプリケーション)をリリースして、ユーザーとのやりとりを開始します。
SaaSサービスを広報・宣伝などすることで、より多くのユーザーに知ってもらい、継続的に使ってもらって収益を生み出します。
ユーザーからのフィードバックを元にトラブルシューティングなどを行い、サービスの質を維持・向上させていきます。
アナログ情報のデジタル化から、社内データを分析して新たにビジネスモデルを生み出す新規事業まで、DXの可能性を無限大に引き出すシステム開発を得意にしています。
IT技術だけでなく、ビジネスにも精通する経験豊富なコンサルタントやエンジニアが、システム化する内容をビジネスの視点から明確にし、設計・開発を行います。
共同利用型のクラウドやライブラリを使うことで、短期間での新規立ち上げが可能です。
PoCにも対応しています。
世の中のトレンドをいち早く押さえ、その先端を走る新規事業開発を支援します。
プロジェクトで設定した仮説と、実際の顧客/市場ニーズに差異があった場合には、それに対応して素早く機能を修正・追加していきます。
単なる作業者として手を動かすのではなく、提案型で新規事業プロジェクトをリードし、成功に導くことを第一に考えています。
新規事業を成功に導くシステムを開発するだけでなく、既存事業との相乗効果が期待できるビジネスモデルやシステムを提案します。
優れた技術を活用したサービスの戦略立案から実装、運用保守まで、20年以上の経験をもつシェアード・チームがワンストップで手掛けます。
客観的&中立的に、実現可能なコストの範囲で、お客様の新規事業開発をサポートします。
事業ごとに専門のエキスパートが業務設計を支援します。
新規事業から事業拡張まで、すべてを相談できる戦略的パートナーです。
業務監査などのサポートもお任せください。
最終的に目指すのは事業の収益化。そのために運用後の改善提案や品質強化も行います。
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