新型コロナウイルス感染症の蔓延をきっかけに、従業員にリモートワークを認める企業が増えました。流行が一段落した今もオフィスでの勤務を義務とせず、さまざまな勤務形態を認める流れが加速しています。一方で「従業員や部下を信頼しているものの、リモートでは働きぶりがわからない」「コンプライアンス違反のリスクが不安」という経営者や管理者の声も少なくありません。こうした状況を背景に、アンダーズでは、従業員の勤怠管理と生産性のモニタリングを行う「リモート勤怠管理サービス」をご提供しています。
アンダーズの「リモート勤怠管理サービス」はPCの使用状況データを収集して、従業員の方々がどのように働いているか分析し、より効率的な働き方に改善するためのヒントを得るために開発された、企業向けのサービスです。
従業員のPCのカメラにアクセスしたり、画面のビデオを録画したりして監視するものではなく、あくまで勤怠状況の確認と管理、労働生産性に関する詳細なデータ分析、コンプライアンスの向上に役立つ洞察を行うサービスを提供しています。
リモート勤怠管理ツールをインストールして、従業員が使用しているアプリケーションやウェブサイトの閲覧に関するデータを収集します。
リモート勤怠管理ツールは従業員のPCのアクティブなウィンドウ(現在選択され、操作中の画面)で、マウスとキーボードの動きを検出します。画面をビデオ録画したり、PC上のカメラにアクセスしたりすることはなく、プライバシー保護に配慮しています。
従業員のPCの使用状況を追跡し、生産性の高い作業とそうでない作業に自動的に分類します。たとえば「Microsoft Outlook」「Excel」「Teams」など、企業で広く使われているビジネスアプリケーションは「生産的」と見なされますが、SNSのアプリケーションは非生産的と見されます。ただし、管理職の判断で「マーケティングチームはFacebookの使用も生産的作業」といった設定に変えることもできます。
最も使用されているアプリケーション、総作業時間、生産的な作業時間など、毎日/毎週/毎月の作業傾向を可視化します。また、担当業務に関係のない「外れ値」も検出します。
ダッシュボードで、従業員のPC利用時間を1時間ごとに分け、1つの作業に集中した「フォーカスタイム」、短時間に複数のタスクを実行した「マルチタスクタイム」、会議やチャット、メールに費やした「コラボレーションタイム」の3つに分類します。
オフィス勤務とリモートワークの従業員の作業時間と傾向を可視化することで、在宅勤務制度導入の判断材料になります。
個人、チーム、部門グループの合計労働時間と「生産的な労働時間」を可視化します。
標準的な従業員の働き方と、トップパフォーマーの働き方の違いを明確にします。
負荷がかかり過ぎている従業員や仕事量の不均衡を明らかにし、タスクの再配分化や業務分担の最適化に役立ちます。
長時間労働になりがちなリモートワークでの作業スケジュールを調整し、生産性を最適化して、健康的でワークライフバランスが取れた働き方ができるようサポートします。
生産性のピーク時間を分析して、チームが最も集中し、生産的になる時期を明示します。
集中力や効率性の低さを示すメンバーを特定し、燃え尽き症候群や退職という結果にならないよう、早期にサポートの必要性を示唆します。
業務内容や仕事量が従業員の役割と責任に合致するように、1日あたりの生産性、集中力、コラボレーション時間(メール、チャット、会議など)の目標を設定します。
「リモート勤怠管理サービス」は、会社のポリシーや組織によってカスタマイズが可能です。
以下のような企業様はぜひお問い合わせください。
従業員のリモートワーク化を実現したい
生産性を維持しながら労働時間を短縮し、週4日の勤務体制にしたい
地方勤務や時短勤務など、従業員が多様性のある働き方を選べる会社にしたい
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